泣ける話・いい話

息子からのメッセージ

ある夫婦には4才になる息子ともう一人娘がいる。この息子はある時、白血病を患って入院してしまった。小児白血病というのは進行が速い。昔に比べれば死亡率は飛躍的に下がったとはいえ、まだまだ恐ろしい病気である。妻とその夫は祈るような気持ちで毎日病院...
人間がもたらす怖い話

彼女

小学四年生の夏休み、少年U君の家の隣に同い年の女の子が引っ越ししてきた。彼女の家庭には父親がおらず、母親はとても若かった。彼女とは違うクラスになったが、U君と彼女は仲良くなった。彼女はあまり明るい性格ではなく、女の子の友達も少ない。本ばかり...
泣ける話・いい話

鬼の恩返し

L氏は友人のA氏が帰省する際に同行することがよくある。A氏の実家は山の中腹にあり、両親が食堂と小料理屋を足して2で割ったような店を営んでいた。店の横の渓流で捕れる川魚料理と山菜料理は絶品で、同行して訪れた際は塩焼き、山菜おこわなどを御馳走に...
人間がもたらす怖い話

家庭教師の兄ちゃん

家庭用据え置き型ゲーム機のファミリーコンピュータが発売されて間もない頃、W氏は小学生だった。近所に大学生のいわば、お兄ちゃんのような存在のI氏が住んでいた。彼は地元の国立大学に通っていて、穏やかな人物であったため、W氏の母親が気に入り、I氏...
怖い話

真夜中の郵便物

これは「かんひも」に関わったことにより、霊感に目覚めてしまった高校生G君の話である。霊感に目覚めたことがきっかけで友人達から、心霊現象に関する相談を受けるようになってしまった。霊感といっても、ただ見えるだけで、本当に話を聞くだけ。除霊や浄霊...
怖い話

呪いの腕輪「かんひも」

G氏が小学三年生の夏休みに、母親の実家へ1週間の滞在予定で遊びに行った時のことである。母親の実家というのは山奥にあり、山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒あるばかり。交通に関しては、村営のバスが朝と夕方の2回しか通らないような田舎だ。そんな何...
怖い話

髪寄りの法

これは老人S氏が子供の頃、山深い村落で暮らしていた時のことである。村人のほとんどが林業を営んでおり、山は彼らの親と同じであった。そんな村にも地主が存在しており、村の外れにある大きな屋敷に住んでいた。地主は林業を営むわけでもなく、毎日をのんび...
人ならざるモノの話

フナを食う男

小学生のJ君が川と古墳の堀を繋いでいる細い用水路にて、一人でフナ釣りをしていた時のことだ。その日は午後3時頃に釣り始めた。いつになくたくさん釣れたため、面白くてやめられなくなってしまった。次第に夕日が傾き、辺りが薄暗くなってきた。日照時間が...
人ならざるモノの話

白い人

I氏の父方の祖父は出雲地方の神主の家系だ。そのことが原因か定かではないが、子供の頃はよく「白い人」が見えていたという。毎年初詣に行くと、不思議に思っていたことがあった。それは参拝者が全員、本殿にお参りするということ。普通の感覚ではあり得ない...
心霊話

バーに巣くうモノ

これはバーテンダーの女性E氏が体験した話である。彼女が勤務するバーのスタッフはオーナーとE氏の二人のみ。店舗は雑居ビルの二階にある小さなバーだ。店の入り口から一番近いカウンターの席に、時々、人の気配を感じる事があるという。「あ、お客様かな?...
怖い話

父が拾ってきた人形

これはR氏という女性が小学生の頃に体験した話である。R氏の父親はとにかく貧乏性で、何かにつけて『もったいない』と家に持ち帰ってきた。家族全員はそんな父親に呆れていたが、『恥ずかしいからやめて』と言ってもやめるような性格ではないのを知っていた...
不思議な話

笑っている二人

これは小学校3年生O君の不可思議な体験である。彼は家族と団地に住んでいた。彼の住む団地から、おおよその子供達が同じ学校に通っている。ある日、O君がいつものように友達数人と下校していた時のことである。自分たちが住んでいる団地に差し掛かった頃、...
人間がもたらす怖い話

深夜の異音

これは大学生Y氏の恐怖体験談である。彼は当時、古いマンションで独り暮らしをしていた。家賃は格安、部屋も比較的広めで、バスルームとトイレはセパレートタイプ、スーパーやコンビニ、駅も徒歩5分圏内にあるという優良物件だった。加えて、そのマンション...
心霊話

代々受け継がれてきた人形

これは、M氏という女性が学生の頃に体験した恐ろしい話である。M氏の生まれ育った実家は、墓の中にあった。寺というわけではない。M氏の実家は、玄関を入ると中央に廊下があり、左右に部屋が並んでいる。玄関から向かって右手、建物の北側に墓地があり、一...
人間がもたらす怖い話

4年後、一緒に遊ぼうね

これは、B氏が体験した人間の執念にまつわる話である。小学生3年生の頃のB氏は学校が終わると、真っ先に家に帰りランドセルを放り投げ、Uターンで家から飛び出しては、ほどない距離にある児童公園へと遊びに行っていた。そこには同じように集う友達が幾名...
心霊話

聞こえていた者と聞こえていなかった者

これは、とある女性J氏が高校生の時の学園祭で体験した不可解な話である。その日は、学園祭で他校の生徒にも学校が開放されており、自称「霊感がある」という他校の女子生徒が彼女の学校に来訪していた。彼女の学校では過去に実際、霊媒師を呼んで何度もお祓...
怖い話

絶対演奏してはいけない曲

これはH氏とその友人G氏・Y氏の身に起こった恐怖体験談である。  ある日、彼ら三人が集まって談笑していた時のことである。友人G氏というのは音楽活動をしていてる青年だ。彼は先日、とある音楽関係の先輩から「絶対演奏してはいけないという曲」の譜面...
不思議な話

存在するはずのない記憶

これはC氏が実家で家族とアニメ映画を鑑賞していた時のことである。それはアニメのシーンにおいて、昭和初期頃の古いお風呂が登場した時に起こった。C氏「そういや、うちも昔はこんなお風呂だったよねぇ~」家族全員が何故かきょとんとした顔をした。C氏「...
人間がもたらす怖い話

ネットカフェの気味の悪い女

これは、とある男性T氏がインターネットカフェ、通称ネットカフェに3日間(72時間)連続で滞在したときに体験した気味の悪い出来事である。その店舗の利用規約では36時間以上の連続滞在が不可能なため、1度清算し退店する形となった。再度入店した際に...
人間がもたらす怖い話

会社にかかってきた不可解な電話

これは、とあるサラリーマンの男性A氏が以前勤務していた会社で体験した出来事である。ある日、彼が勤務する会社に中途採用でBという男が入社してきた。Bが入社して2カ月が経った頃、妙な電話がかかってくるようになった。その電話を受けたのはA氏である...
人ならざるモノの話

太平洋戦争に介入してきたモノ

これは現在介護老人ホームに入所している、とある老人D氏が太平洋戦争時に体験した話である。D氏は当時、日本海軍の航空隊に所属しており夜間攻撃機の操縦士の任務に就いていた。彼が乗り組んでいた機体の名称は「月光」という夜間攻撃機だったという。夜間...
人間がもたらす怖い話

ライブハウスに現れた怨念の顔

これは霊感などまったくない、とあるバンドマンのA氏が始めて霊体験した時の話である。A氏は都内で仲間と趣味のバンド活動をしている。ハードロックのコピーバンドだ。彼らはお客さんを集めてお金を取るという趣向ではなく、完全な自己満足で活動している。...
怖い話

修学旅行での恐怖体験

これはある中学生A君が修学旅行で京都へ行った時に体験した話である。宿泊先の旅館で夕食と入浴を済ませ、就寝時間までの自由時間を楽しんでた時だった。A君は右隣の部屋に仲の良いクラスメイトがいるので遊びに行った。彼らは定番のトランプやウノなどを一...
人ならざるモノの話

九尾の狐の復讐

これはA氏を含む、とある集団が人家から相当離れた山中でサバイバルゲームに興じていたときの出来事である。その晩は月明かりがとても明るい、スナイパー好みの夜だった。ゲームを数戦終え、小さな空き地で小休止してると、そこら辺でよく見かける中型犬が現...
心霊話

白い服を着た小さな女の子

これは、とある男性が中学生の頃に体験した不思議な話である。夏休みも終わりに近づいた頃、白い服を着た小さな女の子が彼の自宅に頻繁に現れるようになったという。それも、昼夜問わず彼が一人の時にばかり。恐くなった彼は母親にその女の子のことを話したが...