ネットカフェの気味の悪い女

ネットカフェの気味の悪い女

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これは、とある男性T氏がインターネットカフェ、通称ネットカフェに3日間(72時間)連続で滞在したときに体験した気味の悪い出来事である。

その店舗の利用規約では36時間以上の連続滞在が不可能なため、1度清算し退店する形となった。

再度入店した際に、彼はそれまでマッサージチェア席やリクライニングチェア席ばかり利用していたため、

就寝目的と気分転換を理由に、初めてフラット席を利用することにした。

偶然運よく、一番端の壁際フラット席が空席だったため、そのブースを選んだ。

ブースに入ると個室内が通路から見えないようにするため、彼は据え置きの毛布を入口引き戸に掛けた。

とはいっても彼のブースは壁際で対面のブースは空席、平日であったこともあり店内は閑古鳥が鳴いていた。

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さて、ここからが恐怖の始まりである。

T氏は漫画を読み終え、元あった本棚に返却しに行こうと振り返った。

すると、彼のブースの毛布を掛けてある入り口引き戸、その真下の隙間から足首が見えた。

貸出のスリッパに裸足、細くて体毛が確認できなったため、その足首の主は女性だと思った。

両足のつま先をT氏のブースに向けたまま微動だにしない。

若干異様な光景だったため、不審に思いながらも扉に手をかけた。

すると次の瞬間、その足首は「パタパタ~」と立ち去って行った。

彼は安心して、読み終えた漫画を本棚へ返却しに行った。

事のついでに、トイレと歯磨きを済ませ、自身のブースへと戻り、夜も更けていたので就寝することにした。

彼は足をPC台の下にある隙間に入れ、頭を入り口側にして横たわった。

何時間ぐらい寝ていたのだろうか、ふと目が覚めた。

何気なく入り口に目をやると、

いる!貸出スリッパに裸足の女。

寝ぼけながらも、その奇妙な光景に何秒か固まってしまった。

そして彼はある事に気付いた。

その足、今回はつま先立ちで立っている。

嫌な汗が止まらなかった。

寝そべったままの状態でゆっくり顔だけを上げた。

すると

自身のブース内を覗き込んでるいる女と目が合ってしまった!

顎を入口の引き戸に乗せ、ニタニタと笑いながらT氏を見下ろしている。

T氏『うわぁぁーーーーーっ!!』

驚きのあまり、思わず枕にしてたクッションを女の顔めがけて、投げつけた。

その女は『気付いてくれたぁ~』と言わんばかりに、一層気味の悪い顔でニタぁ~っと笑った。

その顔を見ていると、頭がガンガンしてきた。

まるで風邪をひいて頭痛がひどい時のようだった。

もうそこに居るのが耐えられなくなって、女に捕まってもいいという覚悟でブースから外に飛び出した。

そこに女は居なかった・・・

空ブースにでも隠れたのではないかと辺りを警戒するも、その女の姿は何処にも見当たらなかった。

一旦トイレで落ち着いて、自身の席に戻ろうとした。

いる!一番奥、壁際のT氏のブースの前に。

T氏の顔を見て、ニタニタと気味の悪い笑顔を浮かべながら、

「早く来て、早く来て。」と手招きをしている。

あまりの気味の悪さに、店員同行のもと、帰り支度をしようと席に戻ったが、そこにはもう誰もいない・・・

その後すぐに退店した。

程なくして、彼の携帯電話に無言電話がかかって来た。

5分おきに1回ずつ。朝まで延々と・・・

その番号を着信拒否にしたが、違う番号でそれから何度も何度もかかってきたという。