パンサー・向井慧氏のもとに登録されていないメールアドレスから、
一通のメールが送られてきた。
(?)
昨日楽しかったね。
昨日撮った写真送って。
しかし、向井氏には全く心当たりがなかったものだから、
こう返信した。
(向井氏)
すみませんが、
アドレス間違っていませんか?
するとすぐさま返信が来た。
(?)
あれ間違えましたか?
私、昨日吉祥寺で向田さんという方と仲良くなったので、
向田さんだと思ってメールしたんですけども・・・
このメールを見て、向井氏はこう思った。
「向田?ちょっとだけ名前が似てる。」
「それに、自分も吉祥寺に住んでるしなぁ」
そして、次のように返信した。
(向井氏)
僕は向井という者で吉祥寺に住んでいます。
色々、かぶっていてびっくりしましたが、
僕は向田さんではありませんので、
また確認して送って下さい。
するとまた返信が。
(?)
そんな偶然ってあるんですね!
良かったらお友達になりませんか?
「急にお友達って・・・」と思った向井氏は、
(向井氏)
お友達になるのは無理ですが、
またどこかで奇跡的にお会いできる事があれば、
その時にお友達になりましょう。
と返信した。
そこで、メールのやり取りは終わったのだが、
一週間後にまた、例のメールアドレスからメールが来た。
(?)
すみません。
実は私、パンサーの向井さんだと知っていて、メールをしました。
向井氏は「うわっ!」と思い、
やはり気持ちが悪かったので、そのメールには返信しなかった。
すると、その一週間後にまたもやメールが来た。
(?)
向井さん。
お家にちゃんとカギかけないとダメですよ・・・
あと、靴はちゃんとそろえた方がいいですよ・・・
そのメールを見て、向井氏は急いで自宅に帰った。
玄関の所まで息絶え絶えで辿り着き、ドアをバッ!と開けると、
玄関の靴が、びっちり綺麗に並べられていたのだという。